SOBYとは?
- u-kenyo0822
- 2021年5月26日
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プロジェクト主体:SOBY(School Outreach by Youngers) 科学技術分野において研究成果を一般に向けて公表し、相互的なコミュニケーションを 行う活動はアウトリーチと呼ばれており、科学技術が社会全体にとって望ましい方向で発 展していくために非常に重要です。近年、文部科学省はポスドクや常勤研究者のアウトリー チ活動を強く奨励しています。しかしながら、大学院生など若手研究者はこのような場を設 けられておらず、加えて昨今の情勢より発表機会も失われています。また、このようなアウ トリーチ活動の主な場所は、一般向けの成果発表会や研究施設の一般公開などとなります。 しかし従来のアウトリーチでは、科学技術における将来の担い手である中学、高校生が関 心を寄せ、主体的に足を運ぶ契機にはなかなか成り得ません。日々の授業に加え部活動など で多忙な学生であれば尚更です。また、アウトリーチの活動情報を中高生が入手するのも容 易ではありません。しかし本来、科学分野についての好奇心を抱く機会は、若い時代にこそ 多く持って欲しいものです。 このような想いから、中学生、高校生と年齢が比較的近い大学院生が SOBY の構成員と なり、中高等学校間でアウトリーチ活動を行うことで、科学技術の将来的な発展に寄与する ことを目指したいと考えました。中学、高校生と年齢が近いからこそ彼らの心に響くことが 出来るプロジェクトを目指します。
本活動の動機 大学院生より研究内容などを中学生、高校生に紹介し、大学院生―中学生、高校生間で議 論することにより、生徒の科学的好奇心を刺激することを目的としています。
内容 理科課題研究などの授業(または放課後)において 1 クラスまたはパソコン室を貸し切り、 Zoom による大学生からの研究発表と高校生からの質疑応答を行うことを予定しています。 大学院生は専門用語を避け、図を多用したプレゼンテーションを行うため、生徒の背景知識 は一切問いません。

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